IELTSで再採点した話
英語圏への学位留学(現地大学や大学院への入学)を検討し、目指すならば基本的にIELTSやTOEFLを受験することになる。
TOEFL、IELTS共に受験経験があるが、今回はIELTSの再採点について書きたい。
-IELTSとTOEFL-
多くの人は正規留学のためにIELTSもしくはTOEFLを受験するだろう。
目指す学部やコースから要求されるスコアが取れなければ留学は実現できない。
学位留学を目指す際は、大学もしくは大学院そのものからの合格を勝ち取ると共に、TOEFLやIELTSのスコアを取得しなければならない。
※IELTSやTOEFLの試験そのものについて知りたい場合は公式ページにて確認して欲しい。
簡単に説明すると、現地の授業や課題についていけるかを基礎レベルで確認するテストだ。
TOEICと違い4技能のテストとなる。
各大学によって必要となるスコアは異なる。
例えば、イギリスの大学院に進学したい場合、大学院側から要求される一般的なIELTSのスコアは
"Overall 6.5 + 4セクション全て6.0以上"
このスコアに到達しなければ、希望コースへの入学については合格をもらえても、英語力の面で入学が認められないことになる。
スコアが未達成の場合、
入学断念 もしくは 授業スタート前に大学が用意する語学コースに一定期間通学を迫られることになる。
一定期間通学をし、語学コースを無事終了することができれば、普通通り入学•授業を受けることができる。
だが、その分留学費用は跳ね上がることになる。
語学コースは、授業料とは別料金となる。
その上、生活費も必要になる。
語学コースは最短のもので1ヶ月のため(渡航時のスコアや学校によって期間は異なる)、スコアが足りず語学コース経由での入学となっただけで総費用が100万ぐらい変わることもある。
多くの場合、留学は限られた資金でとなるだろう。
そのため、多くの人は日本で可能な限りスコアをクリアしようとする。
加えて、大学側が要求するスコアはあくまで最低ラインの英語力である。
ギリギリの英語力だと現地で大変なことになるため高いスコアを取るという考えた方もある。
-IELTSの再採点-
公平な基準で採点するとはいえ、スピーキングやライティングを採点するのは人間のため、多少なりともばらつきは出てしまう。
自分では良くできたと思ったライティングが予想以上に低いことがあり、またその逆もある。
再採点の正当性が認められれば、最初のスコア開示の点数から新しいスコアへ書き換えられる。
野球で言うリプレー検証、サッカーでいうVARだ。
ただリスコアをするのにも費用が必要となる。
そのためスコアに納得できない時は、いつでも再採点を申請すれば良いと言うものではない。
※ただし、IELTSの場合、点数が書き換えとなった場合は返金となる。
点数に納得がいかない時、テストの手応えや感覚にある程度根拠があれば、再採点によりスコアが上がる可能性は十分にある。
※一応4セクション全てでの再採点を申請することが可能だが、ReadingとListeningでの再採点でスコアが上がったケースは私が知る限りではあるが、聞いたことがない。
-ライティングの再採点-
私は以前ライティングで再採点を申請し、スコアが上がったことがある。
-手順-
ホームページに記載されている手順で申請
↓
再採点のための入金
↓
結果を待つ
↓
登録していたメールにてスコアが上がった連絡が入る
↓
後日、書き換えれたスコアレポートが郵送
overallでは、目標スコアを達成しているものの、ライティングだけが、目標ラインを下回っていた。
しかし、テストの手応えや準備段階の状況から、このスコアにならないという感覚的な根拠もあったため申請を決意した。
-申請を決意できた理由-
手応えや感覚と実際のスコアが違っていたことは上述した通りである。
なぜ、根拠を持つことができたのか。
それは受験準備で講座を受けていたことが最大の理由だ。
私は当時、資金を対策講座受講に使う余裕は正直なかった。
だが、ネットの情報を確認するとIELTSのライティングはかなり難易度が高いらしい。
何度か受験・スコアを確認し、自分でライティング力を高めることは難しいと判断した。
結局目標スコアが達成できず、2回、3回と受験回数を重ねていくと時間もお金も余分にかかってしまう。
スコアを最短かつ効率的に上げれるよう、限られた資金からやりくりし受講を決意した。
私が受講した講座は下記のオンライン講座だ。
https://mr-writing.com/course/ieltswriting/
(IELTSライティング対策講座/Mr.Writing)
このコースを選択した理由は下記の理由である。
①日本人からのコメントと一緒に添削が返ってくる
②IELTSの採点基準を添削者が理解している
③予測スコアも一緒に返ってくる
採点基準に沿った日本語コメントも返却されるため、細かいニュアンスの理解を深めることができた。
その上で、より高いスコアを獲得するためにどのように展開し、単語や表現を変更すべきかより明確となった。
加えて、予想スコアも採点基準からの算出となる。
日々の勉強のモチベーションとなるだけでなく、よく書けたライティングかどうかの感覚の向上にもつながった。
受験直前は、毎返却のスコアが安定しており、ある程度目標スコアが取れるであろうという自信もあった。
結果的にこれが再採点決意の最大の決めてとなった。
-まとめ-
以前からネットで再採点の存在は知っていた。
だが、まさか自分が再採点を申請することになるとは思ってもみなかった。
再採点は失敗すれば、申請費が無駄となる。
テスト代も決して安くないため、申請を決意するのには正直勇気が必要だった。
結果的に、当初別の理由で受講を決意した対策コースも後押しとなり、再採点を要求してよかった。
もしIELTSのSpeaking や Writing で開示されたスコアに不満がある場合は、再採点を要求してみるのも1つかもしれない。
また、少し今回の記事とは外れてしまうが、試験の対策講座は効率的な対策以外でも力を発揮することがある。
今でも私は、対策講座を受講することには前向きな考えはもっていない。
だが、受講することに一定のメリットを見込める場合は、受講しておくことで当初考えていた以上のメリットが生まれる可能性がある。
対策講座受講を検討する際は、情報をしっかり集めて判断してほしい。