ホタラボブログ

一般企業会社員からの中学校非常勤講師

iPad mini6の感想

昨年9月中旬より発売されたiPad miniの第6世代。発売当初から予約殺到となった人気商品だ。すでに多くのユーザーがYouTube等を通じてレビューを行なっているが、私自身の感想を述べてみたい。

 

結論として、多くのユーザーの感想とも重なるが、ここ数年で私が購入した商品の中で購入してよかったものベスト10に間違いなく入る商品だ。

 

購入したモデルは

wifiモデル

256GB

スペースグレイ

 

私がiPad mini6を購入して感じたメリットと気になった点を紹介する。

 

 

-メリット-

①ホームボタンなしのフルスクリーン

第6世代のiPad miniで大きく変わった点はスクリーンサイズだ。

ホームボタンがなくなったことによる画面を通じての情報量は何よりの魅力だ。

そしてそのサイズもちょうど良い。

iPhoneだと少し小さいと感じる画面や限定的と感じる情報量がiPad miniでは絶妙に克服されている。

私は、iPad pro 11インチも使用しているが、iPad miniだと画面に映る情報量が少ないと大きく感じたことはない。

また、文庫本ほどの大きさのため、書物や漫画もストレスなく読むことができる。

 

②持ち運びやすくなった重さ

今までフルスクリーンのiPadiPad Air(461g)、iPad pro(466g)と持ち運びをするには少し重かった。※上記重量はwifiモデル

それに対して、iPad miniは293gと約1.5倍の軽さだ。

iPadを使用する用途は人それぞれだが、もしゲームや動画視聴をメインに使用するのであれば、布団などで使用することもあるだろう。

その際、iPad AiriPad proは重すぎる。その点、iPad miniはちょうど良い軽さで使用することができる。

また、同じフルスクリーンでもiPad AiriPad Proは画面が大きすぎる。

使用の観点から考えてもiPad miniは絶妙なサイズ感と重さになっている。

 

-気になった点-

①電池持ち

やはりサイズが小さい分、電池持ちは決して良いとは言えないかもしれない。

それでも、1日使用する分にもは問題なく使えるし、そこそこのヘビーユーザーでも1日の使用で全て充電がなくなることは、まずないだろう。

ただ、思ったよりも早く充電残量が減ることは感じるかもしれない。

 

②ノートをとるデバイスとしては限定的

iPad miniではApple pencilが使用できる。

それに伴ない、ペンを使用して実際に書き込み、ノートを取ることもできる。

iPad miniだと大学の授業などで画面をフルに使ってノートをとるツールにしたいと考えている場合、ストレスを感じたり、機能が限定的に感じることがあるかもしれない。

iPad にはsprit viewという1つの画面で2つのアプリを半分ずつで使用することができる。

例えば、画面の右半分をノート機能にし、左半分でsafari立ち上げ、調べ物をしながらノートをとることができるのだ。

iPad miniはそもそもの画面の小ささ故に、sprit viewを使用すると左右画面がかなり小さくなり、作業にかなりストレスを感じてしまうだろう。

ただし、sprit viewは使わず、手帳のサイズ感でノートや予定を管理したい場合には、逆に他のiPad よりも使い勝手やサイズ感は良くなるだろう。

なので、使うユーザーによって価値は変動してしまうだろう。

 

全体としては非常に満足度の高い機器であったことは間違いない。

iPad程大きくなく、iPhone程小さくもないため、出先で調べ物等をするにはちょうど良い。

持ち運びにも影響を与えない重量となっている。

 

また、映画等を見るにベストなサイズではないだろうか。

重さもそこまで重くないため、ベッドで寝ながら映画を見ることもできる。

 

iPad mini6をレビューする人の中には、iPad miniはiPoneとiPadの間に位置し、中途半端な機能と評価する人もいる。

だが、その大きさでも十分iPadとしても十分機能することができ、状況に応じてiPhoneの代わりにもなることができる。

これまでiPadを使用したことがなく、新たに購入を検討しているユーザーも問題なく使用することができると私は考える。

是非、今後購入検討の参考となれば幸いだ。

 

-補足-

wifiモデル vs セルラーモデル

もし今後、iPad mini6の購入を検討しており、通勤等外で使用を主にとのことであれば、個人的にはセルラーモデルをおすすめしたい。

上述した通り、購入当初はwifiモデルを購入したが、途中でセルラーモデルへ変更した。

iPhoneとのテザリングで使用していたが、テザリングiPhoneの電池を予想以上に消費した。

そのため、遠方へでかける際はモバイルバッテリーを持ち歩かないといけなくなることもあった。

そうなると、iPad mini6の良さの1つであった軽量の面で少し問題が出てしまう。

また、私の場合、iPhone 13miniをテザリングしていたため、iPhoneのバッテリーの減りは更に早く、テザリングを使用するための相性としても良くなかったとは思う。

 

もし家での使用をメインと考えるのであれば、wifiモデルで問題ないが、あくまで持ち歩くことと外出先で使用することを検討するのであればセルラーモデルをおすすめしたい。

 

もちろん、セルラーモデルは本体代も少し高くなってしまう。

加えて、sim契約を行わなければならないため、月々の契約代は増えてしまう。

 

だが、sim契約代は契約会社にもよるが、データのみで5GB以内であれば月々1000円程度で契約できる。

日々の食費やジュース購入費用を工夫すればすぐにその費用はカバーできる。

 

機器代については、iPadを年単位で使用することを考えれば、可能であれば必要投資と捉えてほしい。

もちろん、iPadは決して安いものではなく、予算があっての購入であることは重々理解している。

 

だが、日々の生活をより快適にし、満足度の高い時間を過ごすことを考えての投資が可能であれば、是非セルラーモデルを検討してほしい。